1対1(PK戦 4-3)
とんでもないことが起こりました。
ほぼ負けといってもおかしくない状況から守護神川口君の神懸かり的なセービングで日本が見事ヨルダンをくだしました。
前半いきなりヨルダンに先制されてしまいどうなることかと思いましたが、すぐに同点に。
その後がヨルダンに一方的といっていいほど押し込まれる展開。
同点のまま時間切れとなりそのまま延長へ。延長もそのまま同点でPK戦にもつれ込みます。
PK戦、日本の一人目のキッカーは中村俊輔君。ワールドカップ予選の事が頭によぎり一抹の不安をいだきながら見ていると、蹴る瞬間に足を滑らせボールが大きくゴールの上を越えていきます。
欧州選手権のベッカムを思わせる光景に鳥肌が立ってきました。
ヨルダンの一人目の選手は難なく決め、日本の二人目はサントス。不安が拭いきれないまま見ていると一人目の中村俊輔君と同じように足を滑らせボールは大きくはずれます。
この時点でほぼ負けを覚悟して見ていたのですが、キャプテンの宮本君がレフリーに抗議。
これが奇跡的に受理され反対側のゴールで再開されることに。ほとんどあり得ないことだと思うのですが、これが受理されたのが日本の奇跡の始まりといってもいいのではと思います。
その後3対2となりこれを決められると負けという場面で、それまで全くといっていいほどあっていなかった川口君が完璧に相手のキックを読み、見事にゴールを死守します。
そしてヨルダン5人目のキッカー。これを決められると負けの場面、相手のキックは枠の外へ。
これでやっとしきり直しで日本にも勝利もチャンスが。
日本の6人目はこのアジアカップ、攻守で大活躍している中沢君。
ゴールを信じて疑わなかったのですが相手ゴールキーパーに止められてしまいます。
ここで今度こそ負けちゃうのかと思ったら再び川口君が神懸かり的なセーブでゴールを死守。
再び振り出しに戻って日本の7人目は宮本君。落ち着いてゴールして日本がリードし相手を待ちます。
そしてヨルダンの7人目のキックは、なんとびっくりゴールポストにあたり失敗。
ほぼ負けていておかしくない状況から日本がなんとか準決勝進出をきめました。
今日の勝利は川口君のおかげですね。陰のMVPはレフリーに抗議し場所を変えることに成功したキャプテンの宮本君でしょう。
しかし、勝つには勝ちましたが、こんな状況では優勝は難しいですね。
日本がしなくちゃいけないプレーを相手にやられてます。
つらい戦いが続いてますが、この試合に勝った勢いで流れを変えて、ヨーロッパ遠征なキリンカップで見せたような輝きをまたみせてほしいものです。
頑張れ!日本!!
p.s.
今日はかなり興奮してしまいました・・・